3月4日の奈良新聞シニア瓦版「ホームドクター」に院長の記載記事「前立腺肥大症について」が掲載されました。コチラをどうぞ。

「前立腺を小さくする」新薬に期待!
昨年秋から発売された前立腺を小さくする新薬 デュタステリド(商品名:アボルブを当院では積極的に使用し、50例以上の実績があります。
半年以上の使用で超音波検査上、明らかに縮小している事が大部分で大きな期待が出来るお薬です。
重症の前立腺肥大症の方でも手術が避けられる可能性があります。外国では
増毛剤として使用されており、その面でも期待できます。

従来からの「尿道を拡げる」薬

 前立腺肥大症で最も有効かつ多用されている薬は、アルファブロッカー(α−blocker)という種類の薬です。
肥大により狭くなった
前立腺部尿道を拡げる事により、尿を出やすくする即効性のある薬です。その中で代表的なものは塩酸タムスロシン(商品名:ハルナール)、ナフトピジル(商品名:フリバスアビショットシロドシン(商品名:ユリーフです。
 しかし、これらを使っても「残尿がある」「尿が出にくい」症状が続く場合は、手術をお勧めすることもあります。
 

そもそも前立腺肥大症とは・・・
下のアニメが参考になりますでしょうか・・。又、治療法についてはコチラもご覧下さい。